Zenko
Saros: Heart of sky (空の中心)は、神や精霊の立場から、人間の犠牲や生存への戦いを描いた古代神話に基づくグラフィック・ノベルの第1巻です。ネタリは、身体=ウツワを手に入れる代償に自らの地肉を捧げる古代人の中に住んでいる古い精霊です。しかしネタリによる堕落、強欲、そして行き過ぎた消耗は、やがて人間をどこかへ追いやってしまいました。忘れ去られた記憶の中から、ネタリは古い魔法を取り戻そうとします。しかし、その儀式には、人間のカギ、血の滴るような終焉によってのみ、彼らの能力を呼び覚ますことのできる特殊な霊が必要でした。放浪するネタリの王、ジェリコは、ある特別な少年を守るために登場します。オコテの手が伸びて来る前に、ジェリコは少年を守ることができるでしょうか?この物語では、古いものと新しいものとの戦い、深く広大な地下世界に到達する人間の魂の退化と進化、精神世界と人間の世界が描かれています。